「大怪獣 東京に現わる」を観て

(妄想日記の番外なのでしゃべり言葉でイかせていただきます。)

久し振りに(いわゆる)一般映画観賞。新宿ピカデリー3にて、映画「大怪獣 東京に現わる」。ちょうどいいタイミングで神田アカデミー劇場の山崎さんから新宿ピカデリー3の招待券を貰っていたんよね。 この作品、怪獣映画であるくせに怪獣がスクリーンには全く現れないんよ。ニュース等で怪獣の進路とかが報道されて、その様子を見て人々が困惑するのを捉える って視点で描かれたものなんです。(出演者自体は怪獣の姿などをテレビのニュースを通じて見ているの)

簡単に内容を説明すると、怪獣が最初に上陸するのが東京湾。で、怪獣は航空自衛隊や米軍の攻撃を受けながらも八王子,山梨,長野,静岡....と進んで行き、そうもしている間に、今度は福岡方面に別の怪獣が現れて....って〜カンジ。で、今回舞台になるのは、福井県坂井郡三国町の人々。ニュース等の報道で怪獣の進路を見ては、慌てふためいたりしている。そんな中で、土地を逃げ出しちゃう人,(東京に居る)恋人が死んじゃった人,怪獣が出てきたのをいいコトに宗教活動を活発化させる人(吉行由実さん) etc.etc...の人間模様を描いたものです。

なんでこの作品を観に行ったかって〜と、

っていう2点からなの。

まぁとにかく、観てきました。面白かったッス。途中、竹内力氏演じる変な霊媒師のシーンは冗長な気がしてちょっと意識が飛びかかっていたけど、それ以外はずぅ〜っと眼が離せませんでした。 なんていうか、阪神大震災の時と同じような感じになりましたよ。
コレを読んでくれている方の中に阪神大震災の被災者の方がいたら申し訳ないのですが、自分なんかは関東に住んでいて震災にはあわなかったわけで、テレビ等の報道を通じて「あぁ〜大変だな...関東でこんな規模の地震があったらどうするべーか」程度にしか考えていいなかったのですが、この作品の冒頭部分が同じ。 主婦がテレビの報道を見ながら「あらら〜東京にナゾの生物〜。こっち(福井)には来ないよね〜」程度に捉えているのよね。 現実ってそんなもんなんでしょうね。実際に自分が遭遇してみないとコトの重大さがわかってこない。他人事 ってヤツですね。 そんなちょっと冷めた視点からも観たりしてしまいましたよ。
見所としては、やっぱりアレですね。吉行由実さん扮する宗教家が、学生を追いかけ廻しているうちに、車に撥ね飛ばされてしまい、下半身血まみれ...そして、血をゲロゲロと吐き出す......マニア必見です。 これによって一般映画の方面にも吉行由実さんの名前と顔が広まったような気がします。

それとこの作品、対象物が怪獣なだけに、細かい演出もけっこう面白いです。東京に現れた段階で、航空自衛隊の三沢基地(青森)から爆弾を載せた輸送機が発進したり、米軍の空母インディペンデンスが出てきたり(そのあと地震で転覆しちゃうけど)、揚げ句の果てには、韓国・中国・北朝鮮の共同戦線(東亜三国共同義勇戦線)がひかれたり...マニアならツッコミをいれたくなってしまいます。 自分の場合は、三沢から爆弾輸送を聞いた段階で、「なんで入間の一高群(第一高射群)にあるペトリを使わないの?」って疑問が最初に湧いてきたんですけどね。

まだまだわからないコト&考えさせられるコト&チェック入れたいコトだらけのこの作品。機会があったらもう一度みたいです。今度は同時上映の「岸和田少年愚連隊 望郷」も合わせてネ。

それにしても、今年は怪獣映画の年ですね。ハリウッド版「ゴジラ」や、北朝鮮の「プルサガリ/伝説の大怪獣」...


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Last Update:1998.10.03
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